スケジュール
予約・問い合わせ
アクセス
レッスンコース

BLOG

簡単なタブ譜の読み方!ジプシーキングス:インスピレーションのイントロで解説!

こんにちは、フラメンコギターの山本智英です。
以前の記事で「タブ譜の読み方をいつか説明します」と書いたので、今回はタブ譜の読み方を解説したいと思います。
読み方を説明するなんて聞くと堅苦しくて読んでもらえないと思うので、人気曲のジプシーキングス「インスピレーション」のイントロも使って説明したいと思います^^;

ギターの弦の呼び方、フレットとは?

最初にギターの各弦の呼び方とフレットについて説明しておきますね。
タブ譜を読む時はもちろん、ギターレッスンの時にも必要となる知識です。
すぐ覚えられますので心配しないでください^^
さて次の画像を見てください。

■各弦の名前

簡単なタブ譜の読み方!ジプシーキングス:インスピレーションのイントロで解説!

フラメンコギターやクラシックギターはギターを構えて、上から3本は金属で出来ており、下の3本はナイロンで出来ています。
上の弦から下の弦に向かって弦は細くなり高い音が鳴る仕組みになっています。
そして上の図に書いてある様に、下のナイロンでできた細い弦から1弦、2弦、3弦、4弦、5弦、6弦と呼びます。
これは覚えてくださいね^^

■フレットとは?

簡単なタブ譜の読み方!ジプシーキングス:インスピレーションのイントロで解説!

次はフレットです。
フレットとは木製のギター指板に打ってある細長い金属パーツの名称です。
そしてこの言葉は、ギターの左手を押さえる場所を伝えるためにも使います。
上の図に1フレット、2フレット、3フレット、4フレットと赤い文字で書いてありますが、線でつながっている赤い楕円の領域のことを差します。
「1フレットを押さええて下さい」と言ったら、1フレットの楕円の領域あたりを押さえます。
★4フレットの先は、5フレット、6フレット~となります。

実際には「2弦の3フレットを押させてください」などと使います。
そうしたら3フレットの領域の下から2本目の弦(2弦)を指の先で押さえることになります。

これらを基にタブ譜を説明しますね!

タブ譜の読み方

タブ譜の読み方を説明します。
下の画像を見て下さい。

簡単なタブ譜の読み方!ジプシーキングス:インスピレーションのイントロで解説!

これは上段が普通の楽譜、下段がタブ譜になっています。
今回のタブ譜はリズムは無視してギター指板の押さえる位置だけに焦点を当てています。
(リズムを読む時は上段の楽譜にリズムが示されています)
えーと上段の楽譜は線が5本であるのに対して、下段のタブ譜は線が6本あるのが分かりますか?
これはギターの6本の弦を表しています。
(普通のギターは弦が6本あります。7本とか10本とかのものもありますが、それは特殊なギターです。)
タブ譜では下の線から6弦、5弦、4弦を表しており、一番上の線が1弦を表しています。
そしてその線上に数字が書かれていますが、これは上で説明したフレットを表しています。
最初一番下の線に「0」と書かれていますが、これはその弦はどこも押さえないで鳴らすということを表しています。今回は一番下の線に0が書かれているので、6弦(ギターを構えて一番上の太い金属の弦)をどこも押さえないで鳴らすことになります。
次は下から2番目の線上に「2」って書いてありますよね。これは5弦の2フレットを押さえるということを表しています。

ここで少し混乱しているかたもいるかもしれませんね!
ギターを構えると6弦は一番上に来ますが、タブ譜上では6弦は一番下にあります。
実際ギターを構えた状態から、6弦を手前にして水平に倒してのぞき込んでみて下さい。
その時に見えるギター指板の状態になります。分かりにくいかな^^;
最初だけ混乱するかもしれませんが、まぁすぐ慣れますよ^^

次、下から3本目の線は、ギターでは4弦を表しています。
「4」と書かれているので、4弦の4フレットを押さえて鳴らすことを意味します。
そして下から4本目、5本目の線上に「0」と書かれています。
これは一番下の線と同様で何も押さえないで弾くことを表しています。今回はギターで言うと3弦、2弦とどこも押さえないで順番に弾くことになります。
実際その様に弾くとどんな音になるか?タブ譜を自動演奏させてみました。
よかったら動画のタブ譜を見てインスピレーションのイントロを弾いてみて下さい。
右手はそうですね~、最初全部親指でもいいと思いますし、出来る人は6弦~3弦まで親指、2弦のみを人差し指が弾きやすいと思います^^
詳しくはレッスンで聞いてくださいね。

演奏例を載せておきますね。原曲と同様に2フレットにカポタストを付けています。
あと右手は2弦を弾く時に人差し指を使っています。あとは親指です。

あとがき

いかがでしたか?最初は読むのに時間がかかるかもしれませんが、1音1音丁寧に読んでギターのどこを押させて弾くのか考えてみて下さい。
段々慣れて直感的にギターのどこを押さえるのか分かる様になりますよ^^
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました!

関連記事

ブログを購読する

最近の記事

  1. mi-sa子どもクラス、11月のレッスン見学会のお知らせ♪

  2. 【FlamencoスタジオLiveVol.8】開催いたしました!

  3. 【第3回飛鳥山ハワイフェスティバル】出演させていただきました!

カテゴリー