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楽譜を使わないフラメンコギターレッスンのメリット、デメリット

フラメンコギター講師の山本智英です。ギターを習いたいけど楽譜が読めません。大丈夫でしょうか?という質問がよくあります。そして前回フラメンコギターのレッスンでは基本的に楽譜は使わないと書きました。今回はそれを受けて楽譜を使わないレッスンでのメリットを中心にデメリットも書いてみようと思います^^

◎伝統的なレッスンのメリットデメリット

★メリット

ギターだけに限らずレッスン直後は習ったことをある程度覚えていますよね。でも時間が経つと普通は音やテンポ感、リズム、そして雰囲気など忘れてしまいます。楽譜が読める人であれば、楽譜があれば楽譜を見て大体思い出すことが出来ます。フラメンコギターのレッスンでは楽譜は使いませんが録音をさせてくれると書きました。そうです、復習や忘れた時は何回も録音を聞いて思い出します。←これが不便な様で実は大きなメリットになるんです。

楽譜を使わないフラメンコギターレッスンのメリット、デメリット

もう一度集中して先生が録音させてくれた音源を聞くことにより、音はこれで合ってるかな?リズムはこうかな?とか頭の中の音楽を分析したりする部位が活性化します(詳しいことは分かりませんがそんなイメージです^^;)。この様な作業を自然と繰り返すうちに、音感、リズム感、記憶力などが飛躍的に向上します。これ本当です!

その他こういったレッスン形態を続けるうちに聞いたまま見たままを真似して弾ける様になります。知り合いや友達が弾いていたもの、YouTubeなど動画で見ただけですぐ真似して弾けるようになってきます。

といってもあまり構えたりせず、出来る範囲でギターを楽しんで続けてください^^自然とそうなってきます。

★デメリット

デメリットは、レッスン後復習をしないでおくと、完全に忘れてしまい、レッスンの録音を聞きながら最初から耳コピしなくてはいけなくなります。こうなるとちょっと面倒ですのでなるべく早く少しでもいいので復習をお勧めします!まぁ次のレッスンの時、先生にもう一度教えてもらうのもありです^^

耳コピ・・・自分の耳で聞いて楽曲のコピーをする。音源を聞いて、自分の耳を頼りに音、リズムを探しどう弾いているか再現すること。
目コピ・・・YouTube等、動画コンテンツの普及により演奏している様子を目で見ることが出来ます。スロー再生も出来ます。ギターの指板のどこを押さえてどの様に弾いているか目で見てコピーすることも多くなりました。

そしてピアノや吹奏楽等で楽譜を使っていた経験がある人は、楽譜があればいいのにと思うことでしょう。

フラメンコは楽譜は使わないと書きましたが、楽譜の読み書きが出来る人は習ったことを楽譜に音符で記録しておくのはいいことだと思います。それだけで達成感も得られて、やったことが整理出来きます^^

フラメンコギターを習い始めた時、実は私も譜面の読み書きが出来ませんでした^^;なので心配しないでくださいね!

別に楽譜も使ってもいいよ、タブ譜というものもあるよということを次の機会に書きますね。!

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